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きっと妙の両親は、創価大学進学を僕に勧めた事を内心謝りたいに違いないと思う。
言葉の端々にそれとなくにおっている。
だけど謝る訳にはいかない。
何故なら創価学会の間違いを認める事になるからだ。
今さらそれを責めようとは僕は思わない。
負け惜しみではなく、普通では出来ない経験をしたし、用心深さも身につける事が出来た。
創価学会員ではないが、尊敬出来る人にも会えた。
確かに創価大学卒というと、はっきり言って偏見の目で見られる事が少なくない。
ついでに創価学会員からも、創価大学卒でありながら創価学会員で無い事を知られると変な目で見られるのは事実だ。
ハンディをハンディと思わず、偏見を上回る力を自分で身に付ければ良い事だと思う。
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