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「…ち…いち…竜一!!」
大声で呼ばれ俺は目を開ける。
目を開けて見上げると、そこには恭也が立っていた。
天海恭也。
俺と同じ歳で、ホスト仲間。
身長は俺よりは低いが178と高め。
ホストには珍しいタイプで、とても気づかいが出来る優しいやつ。
見た目だけなら十分通用するが、性格は向かないと思う。
それでも実績を出してる恭也は実力があるんだろう。
「恭也か…。何?」
時間を見ると21時30分。
仕事中だが、今は休憩中だ。
「休憩中悪いな。あのさ、今日仕事のあと暇か?」
恭也が俺の隣のイスに腰掛ける。
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