序章

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「......はい。お父様」 「演奏会は、今夜9時からにしよう」 「わかりました」 ジェニスは答えた。 デスコールは、娘の返事に頷いた。 「いい子だ、ジェニス」 ジェニスは一礼すると、部屋をあとにした。 デスコールは、ベランダに戻る。 眼下には、少しづつロンドンの街の明かりが輝き始めていた。 「さあ...始めよう。“永遠の命”を賭けた、謎解きを!」
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