新たな扉

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一気にスピードが変化する。 高橋はボランチからのロングボールを予期もしていない。 高橋は、対応出来ず裏にボールが流れる。 相手の左サイドハーフは追いつき、勝負を仕掛ける。 スピードに乗っている敵は、裏街道で抜き去る。 ドリブルで抉って、ゴロでマイナスに折り返し落ち着いて敵のボランチがゴールに流し込んだ。 駿「やっぱりAにはかなわないかぁ」 祐輝「まあ俺ら次第じゃない?勝つも負けるも」 亮太「だね」 拓也「守備は任せてお前らで点取ってこいよ!」 祐輝「わかってるって」 ボールはセンターサークルに置かれ再開された。 セオリーにボールを中盤の底まで下げる。 祐輝は、左サイドバックに渡し、もう1度受けた。 自陣中央で受け、前を向き、前線へ鋭いパスを送る。 シュートに近く、胸元を通り過ぎ亮太のもとに向かう。
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