プロローグ

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『聖タチバナ学園』 ここは全国の優秀な者たちが入る事を許された高校。 「ここが聖タチバナ学園か」 この感傷に浸っている男がこの小説の主人公投野龍である。 「どうしてあの娘は俺なんかを選んだんだろう?」 俺が不思議に思うのも無理は無い。 俺は帝王中学では控え投手でほとんど試合に出た事がない。 それに帝王中学では他の選手がいくら上手くてもそれを遥かに上回る天才……友沢亮がいるから他の選手が有名になる事はない。 まあ1人の例外は除くけどな。 そして俺がこの聖タチバナに来た訳は1ヶ月前の出来事にあった。
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