LOST

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打つ手が見つからずみな黙り込んでしまった。 そんな長い沈黙を破ったのはレフトだった。 「ユーグ。翼の粉を使って霧のようなものは作れますか?」 「霧?目くらまし程度のもので良ければ作れると思うが」 「おい、レフト」 「セネア、なんでもいいですから属性のある魔法を練り上げるまでに何分掛かります?」 「一番簡単なのでいーなら一分ですよ」 「それでいい。アギト」 「お、おう!」
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