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「イリュージョン・ミスト!」
最初に遭遇した時と同じように飛びかかってこようとした砂の獣を私の翼から放たれた霧が包む。
その瞬間、砂の獣は動きを止めしばらくしてから惑うようにふらふらと左右に揺れ出す。
「ウォータ!」
そのことを確認したレフトの指示でまずは水の魔法がセネアから砂の獣に向けて放たれる。
「水の精霊よ戦士の武器に加護を与えたまえ」
「おっりゃー!」
セネアの水の魔法を受けて少し崩れた場所を目掛け水の属性付与を受けたアギトの剣が振り下ろされた。
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