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「いやいやいや。気持ちはわかるがそれは無いだろ」
あの後教師に絞られた後、昼休みになった俺達は屋上で食事をとっていた。
このところ寒くなってきている空気のせいか、どうも人はそれほどいない。
「悠木のシスコンっぷりは知ってたが、そろそろ医者にかかったほうがいいぜ。なあ二条（にじょう）」
「確か藤堂（とうどう）の病院って精神科あったよな？」
「そもそもうちは動物病院だっつーの」
なあ、この馬鹿達を一回殴ってもいいか？
別に問題ないよな？
なあに、軽いスキンシップさ。
「あ、優香（ゆうか）先輩」
「何！？」
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