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「王様ゲームしない?」
「へ?」
始まりは知恵の一言でした。
今、私と知恵が居るのは放課後の自分の教室。
「知恵?いきなりどうしたの?」
「だ・か・ら!王様ゲーム♪楽しそうじゃん?小雪も入れてさ。」
知恵はそう言って笑った。
王様ゲーム…って…。
「あの王様ゲーム?でもたった三人じゃ微妙だし…。小雪もいつ戻って来るか判んないし…。」
「人数は今クラスに居る男子を入れればいーじゃん♪小雪は来たら入れればいーし★…それとも何?水樹は男子とはとんでもない事になりそうだから一緒にやりたくないって?大丈夫!!!そんな照れるなよw可愛いだけだぜ★水樹✨」
知恵はそう言って、私の頭を撫でた。
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