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宏矢(幼少)side
僕はいつものように
近所の子に何を言われても
言い返す事ができず
いつものように木の下で泣いていた
でも今日は違った
頭を叩く音がして僕は頭をあげると
見た事ない子だけど
同い年くらいで髪が長い女の子が立っていた
その子にびっくりして
他の子達はどこかに行ってしまった
するとその子は僕の前に座って
優しく頭を撫でてくれた
?「もう、大丈夫だよ」
っといってニッコリ微笑んでくれた
宏矢「ありがとう」
?「フフ、あたし山内 雛
今日宮城から来たの」
宏矢「ぼ、僕…矢吹…宏矢」
雛「え‼女の子じゃなかったの」
宏矢「ぼ、僕…女の子じゃないよ(;_;)」
雛「ごめんね
宏ちゃん、可愛いかったから間違えちゃった」
宏矢「宏ちゃん?」
雛「あだ名だよ
だって宏ちゃんは私の初めてのお友達だもん」
宏矢「ありがとう……雛ちゃん…」
雛「ニコ(^^)
宏ちゃん、今から私の家に遊びに来ない?
パパやママや光ちゃんにも紹介するね」
宏矢「光ちゃん?」
雛「うん
光ちゃんは私の双子のお兄ちゃん
すごく面白くて優しいから宏ちゃんともすぐ仲良くなれるよ
行こう」
そういって雛ちゃんは僕の手をひいて
僕達は公園を出た
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