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えっと…まずは…俺の自己紹介しなきゃかな…。 俺は懿徳 楸。 ん?読めない? だよな。 クラス替えのたびに先生になんて読むか分からないって言われるし。 だいたい名前書くときに時間かかりすぎだし。 まぁ…平仮名で言えば、いとく ひさぎ。 えっと、他に言うことは…。 あぁ、あった。 まずは、俺ってさ、普段はランクBの異能者って事になってんだけどさ。 実はランクS級の実力者なのよ。 え?そう言うのは物語前半の最後とか、クライマックスで言うべきだって? 別にいいだろ、気にするなよ。 えっと、俺の能力は『吸血鬼(ヴァンパイア)』。 『異能者』の『特殊』系 まぁ普通吸血鬼ってなんかこう… 牙があって… 夜にガバァーときて 血を吸うイメージとかあるよな? 吸血鬼っていってもだ、別に血を吸ったりはしねぇよ? 怪我の治りが早いとか、 身体能力が高いとか、 体が丈夫とかな訳でさ。 まぁ、吸血鬼っぽい要素は特にないわけよ。 にんにく大丈夫だし、餃子すきですよ。 牙ないし、八重歯はあるよ。 十字架に触っても何ともないし。 銀の弾丸とか、銀じゃなくても死ぬだろ。 心臓に杭を打たれたら誰でも死ぬっつの。 太陽の光も別に平気だしな。 夜行性って訳でもなけりゃ、空も飛べない。 まぁ、血に関係するから吸血鬼って名前ってだけ。 実際3年前までは違う名前だったし、更に前も名前が違ったし。 能力ってさまだ未確認のもあったり、ちゃんと解明されてなかったりするからさ、時々名前が変わるんだよね。
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