裁きの時
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「さあ、乗って下さい」 コウノトリが背中を向けました。 「ようやく、長年の判決がつくかと思ったが今しか出来ない事があるなら仕方ない。何、少しばかり決断の時がのびただけだ」 「は、はい!」 「生まれた子供に罪はない。その子供をどのように育てるかはお前次第だ。どうしたら滅亡を防げるか、よく考えろ」 「……ありがとうございます」
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