刑務所の中で

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だが、ただ物を盗むだけじゃつまらなくなった俺は、信頼できる部下をつれ独立し、怪盗として生きることにした。 そのころは、まだPOTATOなんて呼ばれてなかったがな。 俺は盗みをするとき必ず予告状をだし、そして盗んでいった。 来るとわかっているのに防げない。 そんな警察や警備のくやしそうな顔を見るのも楽しみでね。 まあ俺がやった功績は世間でも有名な話だから話す必要もないだろう。 そうやって日本が生んだ大怪盗として世界に名を馳せていった俺は、祖国日本に帰国し決着をはかることにした。 弟と・・・・・。
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