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「いいんじゃないか」
ある一人の自衛官が口を開く
見るとそれは土橋さんだった
「佐久間三佐のおめがねにかかる人材なんて自衛隊内でもそう居ないぞ
三佐の期待に応えられるなら、我々の期待にもきっと応えてくれる
どうだ諸君?我々の命運、彼に託してみようじゃないか!」
周りの自衛官がそれを聞いて頷き始める
土橋さんの言葉は重みがあり俺にとってそれはプレッシャーであったが、同時に認められたという高揚感もあった
「わかりました
みなさんの命お預かりします
そして、全員で生きて帰りましょう!!」
「「おぅ!!」」
自衛官が声を張り上げた
彼らの声は、俺の心を高ぶらせ、士気を上げた
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