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屋内に入るなり、俺達を囲っていた、隊員達は別の場所に散り散りになった
そして奥から中年の男性が出てくる
「私は、第9機甲師団所属、第3機甲科小隊、小隊長の土橋二尉です」
「第9師団、第6普通科大隊、大隊長の佐久間三佐だ
ありがとうおかけで助かった」
「いえご無事でなによりです」
2人は面と向かい握手を交わす
「ん、彼らは?」
土橋と名乗る隊員は俺達の方を見るなり、首を傾げる
「あぁ、そこの刀を下げているのは北郷一刀君、北郷武一佐の御子息
と、その友人達だ」
「なんと、北郷一佐の御子息でしたか
ところで、こちらには何用で?」
「うむ・・・こちらから発信された信号を探知し、救援及び行方不明となった北郷一佐の捜索にきたのだ」
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