再会と決意の斬撃

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「それがどうした!?」 佐久間さんは一呼吸つけると、男の目を見ていった 「わかりませんか? では、わかりやすくご説明しましょう つまり、防衛省はこれ以上の被害拡大を恐れて、追加の援軍を送るのをやめ、制圧ではなく、防衛策に踏み切ったという事です 早い話が助けはこないという事です!」 その言葉を聞き、男は足の力を失い、その場に座り込んでしまう 彼だけでなく、周りの人達も落胆を隠し切れていないようだった それを聞き、多くの人たちが荷物の整理を始める 俺たちは佐久間さんに言われ、作業を手伝うことにした
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