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「でも何でお前がここに?」
「うん、実は避難してる途中でアンデッドに襲われて
それでその時に自衛隊の人が助けてくれてここにかくまってくれたの」
「そうか・・・とにかく無事で良かった」
「それより、ねぇお父さんとお母さんは?」
その質問に言葉を詰まらせる
この子にどう伝えればいいのか
わからない・・・・・・
「ねぇ、お兄ちゃん・・・?」
「その由利・・・親父とお袋は・・・もう・・・・・・この世には・・・」
「え・・・・・・・・・」
由利は顔を曇らせ、視線を落とす
「そっか・・・、そう・・・なんだ・・・・・・
覚悟は出来てたんだけどな・・・・・・」
「由利、お前もしかして知っていたのか?」
「うん、お父さんがあたしを逃がしたときにそんな気がしてたんだ
もう、二度と会えないだろうって」
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