704人が本棚に入れています
本棚に追加
/284ページ
「了解しました
ですが自分の一任では決めかねます
今桐山一尉に通信を変わります
一尉どうぞ」
通信が切り替わり、向こうから桐山さんの声が聞こえてくる
「三佐ご無事でしたか」
「あぁ、なんとかな
要件は聞いたとおりだ」
「はい、排出用のブラックホークですね
しかし、夜間の飛行は危険すぎます
三佐のご命令でもそれは許可できません」
「そうか・・・・・・。
仕方ないな、アンデッドフライの件もある
夜間飛行は避けた方がいいな」
「申し訳ありません、三佐」
「気にするな、それよりここには、多数の民間人がいる
出来るだけ早く来てほしい」
「了解しました
それで、現在いる座標を教えて下さい」
「了解。実は今目標地点に居るんだ」
「なんですって!?」
「更に、ここにはさっきも言ったとおり多数の民間人がいる
あと、殿をつとめていた自衛隊の残存部隊が約2個小隊ほど
これらを排出するには少なくとも6機のヘリがいる」
最初のコメントを投稿しよう!