704人が本棚に入れています
本棚に追加
/284ページ
「土橋二尉、半径1キロ圏内に赤外線センサーを取り付けさせろ」
「はっ、了解しました」
土橋さんは部下を引き連れ、外へ飛び出していった
「さて、作戦会議だ!」
1時間後、ショッピングモール内のスタッフルームを指揮所とし、作戦会議が始まる
その会議には、何故か俺も同席することになった
「これより、作戦会議を始める
まぁ、作戦といっても、やることは専主防衛だ
その為、人員配置と状況確認をする」
佐久間さんは、ショッピングモールを中心とした付近の地図を広げる
「まず、我々が最優先にする事は、ブラックホークが着陸出来る状態を維持することだ
幸い、このショッピングモールは屋上が広くできている
これを利用し、ブラックホークは1機ずつここに着陸する」
佐久間さんは、屋上の端の方を指さす
「何故こんな端に着陸するのでありますか?」
隊員の一人が手を挙げ発言する
「まぁまて、それを今から説明する
次に人員の配置についてだが、約二個小隊を6つの分隊に分ける
まず、第一分隊だが、これは私が指揮を執る
次に第二分隊は・・・」
佐久間さんは名簿を見ながら淡々と分隊長、それに所属する隊員名を言っていく
最初のコメントを投稿しよう!