隣人

5/7
前へ
/26ページ
次へ
それから、記憶を失う前まで何をやってたか予想しあったり、ここを出たら真っ先に何をしたいかなど話し合った もちろん、そんな事はどうでもいい 連れ出してくれる時をただ待っていた そして、 「出ろ」 上半身裸の人が鉄格子の鍵を開けた 中には入ってこない どうやら自分で出てこいとゆうことらしい 俺は牢屋から出た 俺が前に立たされ、進めと言われる 俺は歩き始める 「じゃあな」 ずっと話していたやつの声が聞こえた 俺は返事をしない 返事をすれば、また戻されてしまうかもしれないと思った 悪いことをした ほんの少しの罪悪感が生まれる
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加