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それから、記憶を失う前まで何をやってたか予想しあったり、ここを出たら真っ先に何をしたいかなど話し合った
もちろん、そんな事はどうでもいい
連れ出してくれる時をただ待っていた
そして、
「出ろ」
上半身裸の人が鉄格子の鍵を開けた
中には入ってこない
どうやら自分で出てこいとゆうことらしい
俺は牢屋から出た
俺が前に立たされ、進めと言われる
俺は歩き始める
「じゃあな」
ずっと話していたやつの声が聞こえた
俺は返事をしない
返事をすれば、また戻されてしまうかもしれないと思った
悪いことをした
ほんの少しの罪悪感が生まれる
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