巨人

2/5
前へ
/26ページ
次へ
「んだよ・・・ここ・・・」 門を抜けた途端、俺の足は止まった そこはとても広い場所で、奥のほうには雲みたいなものがまるで列を作っているようにプカプカ浮いている そして何より驚いたのは、 「来たようだな」 そう言葉を発したのは俺の身長より五倍、六倍もありそうな巨人 ふてぶてしく机に頬杖をついていた 「でっけぇ」 ボソリと俺は呟く
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加