巨人

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「では、判決を言い渡す」 判決?待て、なんの話しだ? 「ちょ、ちょっと待て!」 「罪人に発言権などない」 罪人?俺なんかしたのか? 「罪人って・・・何の話だよ!?」 「とぼけるな。お前は下界で罪を・・・・ん?」 巨人は分厚い本を取り出す ふむふむ、と何かを納得したようで 「すまぬすまぬ、新しいやり方になったのを忘れていたわ」 やり方?一体何をする気だ そんなこと言ったって、俺に全然伝わってねぇぞ 「牢に入れる前に、お前の下界に居たときの記憶は引き抜いた。目覚めた時に錯乱されては困るのでな」 俺は腕を組み黙って話を聞く 「今この天界では、引き抜いた記憶を判決の時にまた戻し、罪を思い出させるとゆう方法で裁いている」 さっきから、天界やら下界やらと単語を並べているが、 俺はそんな場所があるとは信じていない 多分、別名かなんかだろうと俺は仮定した
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