さようなら、さようなら

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同性の結婚はこの国では認められてないし、偏見の多いこの国は外へ出れば風当たりがキツイ。 何もしていないのに、ただ好きな人と一緒に居たいだけなのに 「俺何でこの国いんだろ…」 「は!?」 いっその事外国行ってとっとと彼方と結婚しとけばあいつも浮気しなかったしな 「あー…今俺すっごい惨め」 涙でそう 「まあ好きなだけ此処に居るといいよ」 優しい声で優也がいった 良い友人を持って俺幸せー 「よーし!じゃあ俺優也の為に料理つくるわ!これからお世話になりますという事で!」 二人で笑いながらキッチンへ行く 鳴り続ける着信には気づかないフリをした
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