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廊下へと吹っ飛んだ美女蜘蛛。
そして吹っ飛ばしたのは目の前にいる金髪の美少女。
蜘蛛とは違うスタイルの良さ。つまりはスレンダーな体型。
金髪で触覚のようなものが頭にあり、目がくりくりしてて大きい。
美人、というか美少女だろう。
そして彼女には…………
羽が生えていた。
羽が生えていた!!
羽だぜ羽!!
もうこりゃ決定だろ!!?
「君は……?」
「あっ……申し遅れました。私は貴方に蜘蛛の巣に引っかかってるのを助けられた蛾です。貴方に恩返ししに来ました。」
ほぅら見ろ!
こっちの美少女は恩返しに来た蝶………
「ん?今なんて言った?」
「えっ?ですから恩返しに来たと……」
「そうじゃない!その前だ!!」
「……?貴方に助けられた蛾です」
蛾かよ!!
蝶々かと思ってたのに蛾かよ!!
「そこをどきなさい蛾……せっかく逃がしてあげたのに……食べちゃうわよ?」
廊下にふっ飛んでいた美女蜘蛛が復活し、こちらに寄ってきていた。
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