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「サスケもとうとう恋かぁ…相手は誰だってば!幼なじみだろ?教えろってばよ!!」
本当に気づいてないのか…それとも気づいて言ってるのか…俺にとってはワザと言ってるように見えたがナルトは気づいてなく言ってるのだろう…。
「サスケ君ちょっと来て欲しいの!良いこと聞かしてあげるわ!」
サクラは俺の腕を掴み女だとは思えない力で俺をひっぱり廊下へと連れて行く。
ナルトはその場に取り残された。
「なんだ理由ぐらいあるだろ…。」
また雑誌や何かの話になると思うと気がだるい。
「サスケ君が好きな相手が分かったの!」
正直驚いた。誰にも気づかれぬよう注意してきたがサクラが気づくとは思わなかった。
「ナルトでしょ!水くさいわねぇ教えないなんて!」
「…あぁ」
反論ができない。
「自分の気持ちとかちゃんとナルトに伝えたの?あの子、自分の事になると鈍感だから言わなきゃ分からないわよ」
確かに伝えたい。ナルトがサクラに取られる事を考えるだけでつらい…なら伝えた方が…と思う。だが…普通に話せる幼馴染の状態でナルトに嫌われなければ良いとも思っている。
「アイツは同姓だ。嫌われるだけだ…」
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