思いは繋がる-後編-

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木の葉が舞い上がる校庭 この校庭を持つ高校でオレは初めてアイツに気持ちを伝える。 夏の大三角形-ナルト編- 授業中…何かと視線を感じる。 それは何かと気になるアイツ…オレのライバルであり、幼馴染。それで、両親や兄弟が居ないオレにとって兄弟みないな関係であるアイツ-サスケはよく授業中にオレの事を見てくる。なんだってばよ!! そして、オレは睨み付けるとなぜか微笑むサスケ…。わけわかんねぇ。 でもサスケの微笑む顔がカッコいくてオレの顔が赤くなる…恥ずかしいってばよ!!バカサスケ!! 3週間そんな事が続いた。 「何やってるドベ…」 放課後オレは赤点を取ったために一人補修をしていた。 「うっせぇーってばよ!!どうせからかいに来たんだろ?」 最近アイツは必要以上にからんでくる。正直嬉しいけど顔には出さない。 「違う。部活が終わってドベの姿が見えたから来ただけだ。」 「はぁ?やっぱからかいに来たんだなサスケ!!!」 昔から無愛想でクールで女子に人気なサスケ。オレの事なんか視界にないって思っていた。 「耳元でうるせぇ…折角迎えに来てやったのによ…」
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