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いつからだろう。
私が彼女を気にし始めたのは…此処で彼女が通らないか楽しみになったのは
私は、その日も山の見張りとしてジッと気を張り詰めていた。滅多に侵入者は居ないがこれが私の勤めであるから気は抜けない。
椛「ただ、今日も穏やかだなぁ…」
いつもなら河童のにとりが来るのだけどその日は来なかった…その代わりに私は空気が変わるのを感じた。
この空気を感じると私はどうも落ち着かなくなる。
しばらくしてその主が来た。
文「あややや、今日もお勤めご苦労様です。」
彼女は射命丸 文。
先刻の騒動をきっかけに私の上司になった人だ。
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