シンデレラ・ボーイ~かけられた魔法~

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翌日部活終了後 「ぐしゅっ!」 「あれ?壇君…風邪かい?」 僕の大きなくしゃみに気づいて 千石さんが此方を覗き込んできた 「はいです…ちょっと昨日遅くまで外にいたんで…くしゅんっ」 「んー…その割には練習に気合入ってたんじゃない?」 未だ鼻をこする僕ににやにやしながら迫ってくる千石さん 「そうだな!今日の壇はやけに気合入ってたな!」 南部長まで乗っかってくる 「大人になったって感じかなーなんかこう…ね?」 千石さんと南部長が顔あわせて頷きあってる 内心何か知ってるんじゃないかと思って 僕は焦りまくる まさか昨日のこと何か… 感づかれて… 「あ…あの…別に…なんでもないです…」 「何で赤くなってんのー?怪しいなぁ?」 凄く楽しそうに言う千石さん 更に此方との距離を狭めてくる
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