二章 エデン

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まだ宇宙すら存在しえなかったころ…一つの生命が誕生した。 それは唯一絶対の存在であり、まさしく"神"と呼べる者であった。 その容貌は中性的、両性具有であり、右の背中に悪魔の翼(蝙蝠の羽)、左の背中に天使の翼(白い鳥の羽)を持っていた。 彼=原初神は自らの御業で四人の子を産み、彼らを育て上げるために大地をも生み出しそこに住まわせた。 神の地=エデンの誕生である。 四人の神は、その地にて様々な生命を産み出した。 今地球に存在する動物や人間も彼らの産物である。
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