Soul1:入部

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キーンコーン カーンコーン… 授業後のチャイムが鳴る。 ようやく授業が終わった… 「んー…っ」 亮は大きく伸びをした。 背中はポキポキと気持ち良い音が鳴る。 六限は世界史で、授業後半は既に夢の中だった。 おかげでプリントは真っ白。明日見せてもらわないと… 帰りのSTが終わり、挨拶をして下校…。 が理想なのだが、新一年生は強制的に何らかの部活動に入らなければならない。 「亮ー!!」 机を後ろに下げていたら、とある女子に声掛けられた。 同じ中学校だった、阿部舞である。
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