7人が本棚に入れています
本棚に追加
「ふえ~、やっと着いた」
ひかると愛流は目的としていた街に到着していた。
「とりあえずなんか食べましょ」
食事がとれそうな場所を探して街を練り歩く2人。
建築技術は50年前とあまり変わっていない。
戦乱の世では治安を守るための技術以外はそうは発展しなかった。
「なんかあまり平和そうな雰囲気じゃないね」
街を行く人々の表情は曇っている事が多く、建物も襲撃に備えて急造でドアを補強した跡などがある。
「稼ぎ口がありそうね」
愛流は大剣の柄を握って元気に言った。
最初のコメントを投稿しよう!