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『愛利、泣くな』
愛利『‥だって』
“空が泣くから”
それは君の口癖で
君の泣き顔を見たくなくて
僕は
君を笑わすのに必死だった
それは、今も同じで
愛利「まるー!!」
「愛利」
愛利「駅前で、めっちゃいいお店見付けたから行こ?」
「まじで?行く行く!!」
僕の想いは届かないけれど
君が笑って居ればそれでいい。
なんて
かっこいい事言えなくて
僕は君が好きで
君は違う人が好きで‥
ほら今日も
空が泣く時間だね
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