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目の前に広がる真っ黒な世界。ところどころ白く光っているのはどこかの星だろうか。地球を出て既に1週間が経過しているのに未だに目的のものが見つからない。このままでは、地球が滅びてしまう。その前になんとかしないと……
ちなみにここは私達が乗っているロケットの中。外を見ても真っ暗。ところどころに輝く星。
「愛流ちゃん。聞こえてる？」
「zzz」
椅子の上でお眠りのようだ。
「しょうがないよ。怜奈ちゃん。だって、愛流ちゃんずっとこの旅を楽しみにしてたんだもん。宇宙に行くこと」
「まぁ。わたしがご招待したら一番喜んでいたものね」
「でも、何でこんなことになっちゃったの？」
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