小説

8/8
15人が本棚に入れています
本棚に追加
/100ページ
私、小説にこのキンを出したくて、法化という名前をつけました。 安易な…(^^;) 法化は伊賀守のキンで、その姪の第2のヒロイン・貴姫君が愛用しますが… 最後はその遺児によって、四天王寺にもたらされます。 法化が最後に四天王寺に行くというストーリーになったのも、まあその厳島神社のことが頭にあったからです。あはは。本当に安易。 それと、もう一つ、四天王寺なわけ。 キンは平安後期に滅んでしまうわけですが、最後まで演奏されていたのは、四天王寺らしいという説があるからです。また、一度滅んだのを、四天王寺のお坊さんが復活させかけたという説もあります。 まあ、そんな話があるので、小説では法化は四天王寺に伝えられ、プロ級の人はいないけど、趣味で嗜む人々が最後まで残っていたのは、四天王寺というストーリーになったんですよ。 なんだかとりとめのない話になってしまいましたが… 私にとって、厳島神社のキンは憧れで、小説を書こうという気にさせてくれた楽器でもあるので… それをモデルにした法化の名前を、このエッセイのタイトルにも付けました。 「法化の思い出」というか、「重衡愛用琴の思い出」という感じですね。 (^^ゞ
/100ページ

最初のコメントを投稿しよう!