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しかし、明治に入って、再び衰退してしまった。
現在、江戸時代からの伝承を受け継いでいるキン弾きは、全国に2、3人いるかどうかだ。
しかし。中国では続いている。中国も衰退したこともあった。でも、細々続いている。
現在、中国に留学して、キンを学んでくる日本人もけっこう増えてきている。それでも、ごくわずかだがね。
そういうわけで、キンは滅んじゃいない。
だから、映画にだって出てくるのだ。
キミが知りたいと思えば、知ることはできる。
ただ、やはり情報は少ない。何しろ、辞書でさえああなのだから。
私は今の状況にちょっとガッカリしている。
キンの認知度が低すぎやしないか?
私はキンという文化の存在を、もうちょっと知って欲しいなあと思っている。別に学者でも先生でもない、ただの民間人だけども。えらそうなこと言うつもりも、えらそうな考えもないけど、一日本人として、忘れられた文化があるのは、悲しいな…
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