新・エピローグ

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「行ってらっしゃい、お兄ちゃん♪」 「…もう、お兄ちゃんってのはやめた方が………」 俺はこの時、笑っていたに違いない。 いや、この子を見るだけで、 安堵が自然と顔に出てきてしまうのだろう。 その安堵が、昨日までの疲れを無くしてくれるかのように。 だから、俺は今日も頑張れる。 この子と、この子との間に出来た娘のために。 そう、 。
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