エピローグ

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約6年前のある日。 小さな女の子に、大きくなったら、毎日ご飯を作ってあげる。という事を言われた。 はじめは冗談かと思い、適当に流した。 この子は、他に恋人を見つけるであろう…。と、考えていたからだ。 その日から、その子が変わった。 晩ご飯に、やたらとチャーハンが出るようになり、その他には、盛り付けなど外形の悪い料理をよく出された。…まぁ味はよかったが。 その子は、料理を食べている俺の顔をジーッと見る。 お世辞無しに「美味い」と言うと、とても嬉しそうな顔をした。 そんな毎日が、長い間続いた。 。
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