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駅を見渡すと学生達が、携帯片手にメールだかインターネットだかひたすらに画面を見つめ指を動かす。
目の前の光景に呆れる。
そう思ってもその中に自分がいるのは事実。
結局は皆同じでそれを"普通"や"平凡"と呼び、それから外れたときに"特別"か"変わり者"かで優劣をつけられ、どちらの意味でも違った扱いをうける。
そんな世の中なんだ。
少なくとも私はそう思う。
そしてしっかりとその"普通"に溶け込んで執着している。
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