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木陰に着くやいなや座り込むレイナ。
深紅のワンピースのうえに、襟元に大きな黒いリボンのついたミルキーホワイトの上着から、透き通るような白い肌が覗いている。
「レイナ。疲れているのは分かるけど、気をつけないと下着が見えるよ」
「……なっ、破廉恥ですわ! 見ないで下さいましっ」
顔を真っ赤にさせて、服の裾を押さえるレイナに別に見てないよ、と言ったら頭を思い切り叩かれた。
見てないのになんで叩くんだろう?不思議。
咳払いをして、今私たちはどこにいるんですのといつものように高飛車に言った。
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