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辺りはすでに日が昇っていて、まぶしい朝日が目を刺激する。
相変わらず地図を反対に見たり、目的地がなかなか見つからなかったりとかするけれど、やっぱり旅は面白いと思う。
存在意義はまだ見つかっていないけれど、レイナとこれからも旅ができればいいかな、なんて。
「ねえレイナ」
「なんですの?」
「これからも、ずっと一緒だよ」
そういうとレイナはりんごみたいに顔を真っ赤にさせて固まってしまった。
なんだかかわいいから、このままにしておこう。
「レイナ、置いてくよ~?」
「あっ、待ってくださいまし!」
僕らの旅は、まだ終わらないのです。
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