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数日後、母親は亡くなった。思い残す事が無くなったのか、安らかな笑みを浮かべているように見えた…。 枕元に遺書が置いてあった。そこには、震えた字でこう書いてあった。 黄金のフライパン、ありがとう。私に残すものは無いけど、それを売れば少しは生活の足しになると思います。だから、あなたたちで持っていて。
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