出会い(高校時代)

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階段をリズミカルに駆け上がる音がする。 「ワリィ😓遅くなった😅」 「おせーよ‼半荘終わった だろーが❗」 [彼]が[私]に目をやる。 「女に麻雀教えるなよ😓」 「面子足りなくて…😅初顔だよな😃〰て言うんだ」 「オレ…😃よろしくな😃」 [彼]は[私]に笑いかけた。 「よろしく〰君😃」 [私]もつられて微笑んだ。 「自己紹介はその辺にして、いーかげん始めるぞー😃」 「そーだな。佐藤😃やるか😆」 麻雀牌をかき混ぜながら[彼]が[私]に話しかける。 「やり方わかる?役作れるか?」 「ポ●ジャンみたいなものなんでしょ😃頭作ってぇ、あとは三個ずつ揃えるんだよね。んで上がる一つ前になったらリーチする。」 「それがわかるなら、なんとかなるか😃一つ簡単なの教えてやる😅耳貸して😃」[[私]は耳を近づけた。 「何?」 「あのな。全部二個ずつ揃えるんだ。ニコニコって言うんだぜ😃簡単だろ?」  初対面の[私]に対して、すごいやさしかった…。 半荘しながらいろいろアドバイスしてくれた。 そして…… 「上がりかな?三個ずつ揃ったよ」 [私]はみんなに見せた。 「〰‼」 「四暗刻…」 佐藤がぼそっと呟いた。
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