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『いつから好きになった?』
そう聞かれたら、答えられない。判らない。
ただ、3人でつるむようになって、いつの間にか、[彼]の屈託のない笑顔、仕草が、いいな😃と思うようになって……
気がついた時は…みたいな😃そんな感じ。
でも、今のこのままがいいから、絶対バレたくない‼バレないようにしよう。
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ようやく[私]が自分の気持ちに気がつき始めた頃、[彼]が来れなくて、佐藤君と2人で遊び行くことになった。
「〰さ、今日来れないってよ。」
「そっか。わかった😞」
会えないのは淋しいけど、仕方ないし…、
「どこ行こうか?」
佐藤君に聞いた。
「う゛ーん😣、カラオケなんかは?」
「いいネ🎶行く行く😆」
近くのカラオケに行くことになった。
佐藤君はB'zやチャゲアス、[私]はドリカムや松田聖子なんかを唄った。
2人だったからイマイチ盛り上がらなくて、間があいて、次唄う曲を探してた。
気がついたら佐藤君がマジ顔で[私]を見ている。
「どうしたの?唄わないの?」
「〰。」
「何?急に。っ変だよ💦」
「好きだ。ずっと、〰のことが好きだったんだ。」
頭が真っ白になった。
佐藤君の気持ちは気付いてはいた。でも告白されるとは思わなかったから…。
「〰。オレのこと、どう思ってる?」
真剣な眼差し、でも[私]は…。
「ごめん💦私。佐藤君はいい友達だよ💦それ以上には…😞」
「わかった。困らせてごめん😞…もしかして、〰が好きなの?」
図星を指されて一瞬、凍りつく。
「っやだなぁ~😅そんなわけナイナイ✋ありえないから」
[彼]への気持ち、バレたくから、平静を保つのがやっと💧
「…」
「…」
しばらく沈黙が続いた。
Purrrr!電話が鳴った。
『お時間でーす。』
2人で会計を済まし、外に出る。
「困らせるようなこと言って悪かった。今日言ったこと忘れて。今まで通りでいこう。」
佐藤君の言葉が痛かった。[私]と同じだから…
[私]はコクンと頷いて、
「じゃあね✋また。」
帰路についた。
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