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トントン…
薫「湯川先生、いらっしゃいますか?……湯川先生?」
事件解決後、湯川に報告をする為に研究室にやってきた薫。
扉をノックするが湯川の返事はない。
薫はゆっくりと扉を開けて中に入ってみた。
薫「あのー、内海ですが湯川先…生」
椅子に腰掛けて眠っている湯川を見つける薫。
薫はゆっくりと湯川に近付いて寝顔をジーッと見つめる。
薫「……綺麗」
湯川の顔に見とれる薫。
湯川を起こさないように研究室の椅子に座ろうとした薫。
その時、薫は机の上の本を落としてしまった。
薫「あぁーっ」
薫は慌てて本を拾いあげる。
湯川は物音に気付いて目を覚ました。
湯川「君は僕の研究室で何をやっているんだ?」
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