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電話を切り、
「よし!」
顔をバシッと叩いて
気合いを入れた。
「起きて!起きて!」
二人を揺すって起こす。
「う…ん。」
「ごめんね。付き合って欲しいの。慎也と会うから」
私の言葉に、二人は目を覚ましてくれた。
「そっか…じゃ、支度しなきゃね…」
眠いのにごめんね。
迷惑かけるのも…これで最後にするからね。
心の中で謝りながら、支度を始めた。
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