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さとしくんの家まで、タクシーで向かった。
元旦だから電車が混んでたら二人に悪いし。
思ったより道がすいてて…
早く着いた。
玄関の前でチャイムを押すのを少しためらってしまう。
「すず。行こう!」
代わりにさとみが押してくれた。
ピンポーン♪
二人は、私の肩をギュッと握ってる。
肩から、二人の優しさが伝わる。
私達がいるからね…
大丈夫だよ…
そう言ってくれてる気がした。
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