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「…このDVD買ってくれるなら」
そう来るか…。この間もああいうこと言って結局やらないパターン…。
「いつになったらきちんとやってくれんの!?」
「……………」
「もういい。少年誌の方描くから」
そう言った途端、那伎の体がビクッと反応する。
ほらほらかかった。
「沙那恵…今何て言った??」
那伎がゆっくりとこちらを見る。
やっと見たなこのやろう!!
「え~?別に誰も、那伎の好きな漫画が掲載されてる雑誌の漫画描こうなんて言ってませんけどぉ~」
う~ん…我ながら回りくどい。
でもこれで那伎はもう逃れられない。
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