みなみの本音

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みなみの本音

もう流れ出す涙を 止めようとすることもなかった。 何度も何度も その手紙読んだ。 「アタシは……アタシは……」 みなみ一人だけのこの場所で みなみのかすかな泣き声だけが 響き渡っていた。 「トモヤ…あたし…ごめんね」 アタシはどうしてトモヤを 受け入れてあげれなかったんだろう どうしてこんなに 大切にしてくれた人を アタシは大切にできなかったんだろう どうして笑顔で 迎い入れてあげれなかったんだろう すべてがアタシの中で 後悔になった。 なぜ…どうして… だけど答えは確かにあった。
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