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「やぁ…。」 涙目で、一番感じる場所に刺激を欲しているらしく、腰が動いている。 「淫乱だな。」 実際、ハルキは中性的な顔立ちをしている。色白で細くもある。 だから、余計に淫乱に。なまめかしく見える。 「そんなに欲しいか?ハルキ。欲しいなら、ちゃんと“お願い”してみなさい。」 まだ。 まだ焦らす。 ハルキの口からは、涎が少し垂れている。―それがまた、ゾクゾクさせる。 「あ…。吏公さんので、僕のイイ所。い、いっぱい感じさせて?」 俺は狂ってる。 “僕”と言わせるのは、まだ幼い頃のハルキを想像する為だから。 まだ…5歳だった頃のハルキ。 そんな子に言わせる言葉じゃない。
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