奪われた意思と石

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渡「父さん…紅音也はいい人だよ。父さんはバイオリンの天才だったんだ。」 太牙「それだけか?それだけならなぜ死んだ?それだけなら母さんもお前を…」 渡「一体どうしたの?兄さん。」 太牙「黙れ!こんなもの…」 と太牙がガラス製のドアを開けて取り出したのは真夜と音也が作り上げた『ブラティ・ローズ』と命名されたバイオリンだった
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